慣れないスノボでいきなりGoProデビューした
スノボに行きました。
スノボは研究室で2回旅行に行った程度で,ビギナーといえばビギナー,しかし木の葉滑り位はできるという感じ。今年こそは人並みにできるようになってエンジョイ勢になりたいなという気持ちで当日を楽しみにしていました。
楽しみはもう一つあって,それは GoPro HERO7 Black での動画撮影。
昨年の PayPayの100億円あげちゃうキャンペーン で「とりあえずいつか買いたかったもの買っとけ!」とばかりに買っちゃいました。ヘッドストラップもセットです。目線動画撮るぞ!
スノボで使ってみて最高にいい買い物だなと思う一方,家に帰って動画を見直す段になってやってしまったなと思うことがあったのでここに書いておきます。
最高にいい買い物だな
普段撮れないダイナミックな動画が取れること,自身が体感したスノボの楽しさを後から振り返れること,ですかね。スノボとかしょっちゅう行けるものではないですし,一度の体験を何度も味わいたいものです。
そのうえ画質(4k)も良いので動画から写真切り出ししても十分なクオリティ。(今回はデフォルト1920x1440でしたが。) いいシーンはどんどん写真切り出しして,一緒に遊んだ友人に共有してしまおう。
スノボでGoProデビューした。アクションカメラって時点で普段取れない動画が取れて良いんだけど,雪の凹凸が見えるくらい画質もすごくて感動した。動画は,友人を追いかけるも練度の低さから後れを取るしんじの目線です。 pic.twitter.com/Zrcz5W0Klw
— しんじ (@shinjimp3) February 3, 2019
やってしまったな
動画のスタートとストップを取り違えるミスが多発したことです。
音声コントロール
スノボエンジョイ中のGoPro操作はほとんど音声コントロールでしています。すごい!
滑走中は手を離せないし,そうでなくても手には分厚い手袋,カメラは額前に取り付けなのでそう簡単に手に持って操作できません。(ゴーグルとニットの兼ね合いもあってめんどくさい)
というわけで動画撮影も電源のON/OFFも音声で行いました。
GoPro HERO7 Blackで使える音声コマンドは以下の通り(説明書から引用)
- GoPro ビデオ スタート:ビデオの録画を開始します。
- GoPro ハイライト:撮影中に HiLight タグを追加します。
- GoPro ビデオ ストップ:ビデオ撮影を停止します。
- GoPro 写真:写真を 1 枚撮影します。
- GoPro バースト:連写で写真を撮影します。
- GoPro タイム ラプス スタート:タイム ラプス フォトの撮影を開始し
ます。 - GoPro タイム ラプス ストップ:タイム ラプス フォトの撮影を停止し
ます。 - GoPro 電源オン:カメラの電源をオンにします (音声起動
をオンにしておく必要があります)。 - GoPro 電源オフ:カメラの電源をオフにします。
- 以下略…
「Alexa 今日の天気教えて」みたいなノリですね。今回使ったのは「GoPro ビデオ スタート」,「GoPro ビデオ ストップ」,「GoPro 電源オン」,「GoPro 電源オフ」の4つです。ビデオスタート/ストップは当然動画撮影をするため。電源オン/オフはバッテリー節約が目的です。ただでさえ1440p60の設定で70~75分しか持たないところを,メインディスプレイつけっぱなしだとすぐなくなりそうなのでこまめにオンオフしてました。
頭につけてるとGoProの状態が分からない
頭に取り付けされていて,外して確認してまた付けるのも一苦労。なので,GoProがどんな状態なのか,電源はついているのかどうか,動画は撮影中なのかスタンバイ中なのか分かりませんでした。音声コントロールするにもこれだとすごく不安。これは一応,友人にフロントディスプレイ(メインディスプレイとは別の電卓みたいな液晶でバッテリー残量,動画撮影時間等が示されている)を見てもらうことや,それをスマホ画面の反射で見るなどして解決しました。手鏡とか持って画面が確認できると宇宙飛行士っぽくていいかも。(宇宙服の装備品および船外活動用工具)
音声認識が通ったかは電子音で分かります。電源オンなら電子音がピピピと3回。オフなら7回ピピピピピピピ。ビデオスタートは一回だけピ。ビデオストップは一度だけピと反応してからピピピと3回。一応スノボに持っていく前にテストとしてやってみたのですが結局すべて覚えきれず,「まあ音なったら大丈夫やろ」位の認識で挑みました。だから音声を出した後のピが,撮影開始のものか終了のものか区別つかなかったのです。
状態を確認するコマンドとかあったらいいのにな。でもそのフィードバックがまた電子音だったら分からないかも…
ビデオスタートとビデオストップの誤認識
家に帰って動画を確認したらこんな動画がありました
「動画撮影が開始されているのに『ビデオスタート!』と何度か叫び続け,最後の『ビデオスタート!』で動画が終了する」
というものです。もちろんそのシーンは覚えていて,僕は撮影がやっと始まったよと思い滑り始めたときのものです。多分最後の「ビデオスタート」を「ビデオストップ」と"やっと"誤認識して電子音を鳴らしながら終了したのでしょう。「音声認識の精度あんまりよくねえな」とか思ってごめん。結構よく通ります。
ちなみに「ビデオスタート」を「動画スタート」と言い間違えてなかなか指示が通らないことがありました。そりゃそうだ。
それにしても「ビデオスタート」と「ビデオストップ」ってだいぶ混同する音声な気がする。「スタ」と「スト」の[st]って発音一緒だし,最後の「ト」と「プ」も破裂音。どうにかならんだろうか。
ちゃんとテストしよう
結局のところ一番の対策はこれです。本番を想定して動作テストをする。使ってみて分からないところに気づく。動画撮影中か分からないな,この電子音はどういう意味だろう。よくわからなくなった時にどうすれば良いだろう。というのをあらかじめ確認しておけばこんな残念なミスはしないで済んだと思います。
僕にとっては久しぶりの慣れないスノボが動作テストになったわけですが,色々学びはありました。次はサバゲーあたりで使ってみようと思います。